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2006.08.29(22:12)
てんかん定義:脳の神経細胞の異常放電によって起こる反復性・発作性の、運動・意識・知覚の異常および行動異常
原因:出生前の遺伝的素因、脳の奇形、周性期の脳障害、出生後の脳外傷、脳血管障害、神経系の感染症など様々なもの。50~70%は原因不明
原因のあきらかなもの→症候性てんかん 不明→特発性てんかん
分類:原因による分類:特発性・症候性
誘因による分類:難治性・良性
脳波所見による分類:ペンフィールドの分類・大田原の分類
発作型による分類:てんかん発作の国際分類
症状
大発作
意識喪失で始まる
全身の緊張性・間代性けいれんがつづく
発作中、嘔吐・失禁・牙関緊急・流涎・などを見ることが多い
発作に先立ってめま� ��・腹痛などの前兆をみとめることがある
1回の発作の持続時間は数十秒ないし数分
発作後は眠り込むのがふつう
失神発作(純小型発作)
前兆なしにおこる意識喪失発作
数秒で意識を回復する
脳波に汎発性棘波徐波結合群があらわれる
ミオクロニー発作
四肢または体幹の筋が対称性に瞬間的にれん縮する
脳波所見:両側同期性の多棘波結合の出現
年長児に多い。
発作がシリーズをなして現れることがすくない
脳波所見が点頭てんかんとはことなる
失立発作
発作的に起こる起立困難で患児は転倒する
発作は瞬間的
脳波所見:小発作ににた緩徐な汎発性棘波徐波結合(変形小発作)
幼児期に好発
進行性の知能障害をともない抗けいれん剤がきき� ��くい
点頭てんかん(ウエスト症候群)
乳児期に好発
瞬間的に首の前屈
四肢の屈曲
発作が数回ないし十数回シリーズをなしてあらわれる
脳波所見:リズムにも振幅にも全く規則性のない脳波→ヒプスアリスミア
知能障害をきたすことが多い
ACTHの注射が有効なことが多い
そのほかにVB6大量療法
レノックス症候群に移行しやすい
レノックス症候群
短時間の四肢強直
非定型的な欠神発作
姿勢保持障害
脳波所見:棘波徐波結合
難治性で過半数は知能障害を残す
前兆なしにおこり数秒で意識回復をする
焦点性発作
大脳皮質の一部に器質的病変があっておこる
運動性と知覚性発作がある
運動性発作では病巣に該当する部位、たとえば� �側の手からけいれんがはじまり、これが全身へ波及する
知覚性発作ではしびれ感や痛みがあらわれる
ほか視覚性発作・聴覚性発作・嗅覚性発作
精神運動発作
発作的に画一的な自動運動・意識混濁・記憶喪失・興奮状態があらわれる
吐き気・嘔吐・上腹部違和感などの前兆のみられることがある
脳波所見:側頭葉に異常を認めることがおおい
自律神経発作
発作性に腹痛・嘔吐・頻脈・無呼吸などの自律神経症状が現れる
脳波所見:6&14サイクル陽性棘波(下向きの棘波)
診断))過半数の症例に棘波・高振幅徐波・棘波徐波結合などの異常がみとめられる
治療))フェノバルビタール・バルプロ酸・ヒダントイン・トリメタジオン・ジアゼパム
などの抗てんかん薬投与
与薬が長期にわたるので2~3ヶ月に1回、一般の血液検査、尿検査を行い
2回/年程度の肝機能検査を実施して副作用の早期発見につとめるべき
看護))各204
日常生活はコントロールがうまくできればふつうにおくれる
与薬
指示された抗けいれん剤をきちんと服用すること
服用を怠ることは発作のもととなり、発作が繰り返されると、知能障害をおこしたり悪化につながる
できるだけ発作を予防するようにつとめる。
服薬は親の責任と管理のもとで行われることが望ましい
年長児は自分で管理することになる
服用を忘れないように!!
服薬中は定期的に血中濃度を測定するようにする
薬物の作用・副作用を知って異常の予防や早期発見につとめる
生活
生活の制限はほとんどない
運動もほぼふつうにできる(翌日までもちこすような疲労や精神的なストレスはさけるようにする)
感染などで体調をくずしたときに発作がおこりやすい
女児では月経前後に発作が誘発されることがある
発作の時には衣服をゆるめる
静かに寝かせ吐物や唾液で窒息しないように顔を横にむける
発作がコントロールされていたのに突然起こったようなときはすぐ受診する
2006.08.29(22:11)
慢性気管支炎フレッチャーの基準))痰を伴った咳が毎日3ヶ月以上2年間にわたる場合
肺気腫とともに慢性閉塞性肺疾患(COPD)の一つ
気管・気管支の解剖
気管は咽頭に続く管で食道の前を下降して胸腔に入り心臓の後ろを下って第5胸椎の高さで左右の気管支にわかれる。気管支は肺門にはいると枝分かれし気管支枝をだしさらに細くなり、終末細気管支→呼吸細気管支→肺胞管→肺胞の集合体である肺胞嚢で終わる
右気管支の方が太く短く急
内測から粘膜・軟骨・筋層・外膜に分かれる。粘膜は線毛円柱上皮細胞でおおわれているが、終末細気管支から末梢になると線毛はみられなくなり立方上皮細胞となる。肺胞は毛細血管に富んでいる。気管・気管支には多数の馬蹄形の軟骨輪がみられる。気管支� ��後壁を形作る部分は膜様部になっている。枝分かれが進むにつれ軟骨輪は消失する
筋層はすべて平滑筋で気管支の平滑筋は輪状であるが気管支・気管支枝ではでは螺旋状で分布もまばら。(気道の弾力性を保つうえで重要な要素)。外膜は結合線維。これらの弾力線維と、平滑筋の作用で気道の内径を収縮・拡張し空気の流動量を調節している。
線毛上皮の役割→吸入する空気を体温程度に暖め、湿潤にする。
気道内に入った異物を排出する防衛反射
しかし!!肺胞管や肺胞は線毛上皮に欠くため滲出液は停滞して病変に陥りやすい
原因:慢性気管支炎はほかの慢性肺疾患の合併症と考えるのが妥当。(肺の軽症な慢性感染症・排液障害・循環障害・栄養障害などは萎縮や結合組織の増殖を来す ので誘因)
→肺線維症・慢性閉塞性肺気腫・気管支喘息・肺結核・気管支拡張症・慢性副鼻腔炎・鬱血性心不全
病理:気管支粘膜下部組織に慢性炎症や線維性萎縮性の変化
症状:咳嗽・咳・喀痰(粘液性・膿性)
冬季に悪化。無熱・白血球・赤沈の変化なし
診断:X-P→索状影
治療:喫煙を禁止。過度の寒冷をさける。基礎疾患の治療。
咳嗽→りん酸コデイン 喘息様症状→エフェドリン・アミノフィリン
十分な栄養。
予後:完全治癒は難しく、肺・心の重傷合併症を起こせば予後はよくない
看護:
アセスメント))
既往歴→呼吸器刺激物の吸入歴・喫煙歴・咳・痰の既往歴・感染・アレルギー・家族歴
呼吸状態→呼吸促拍・呼吸困難・持続する咳 痰・呼気の延長・呼吸音の減弱・副雑音・補助呼吸筋を使用した呼吸
全身状態→チアノーゼ・傾眠・記憶障害・不穏・混乱・低血圧・労作時の息切れ・倦怠感・食欲不振・体重減少・便秘
気道浄化
増悪因子の除去
呼吸訓練
栄養摂取
休息
排泄→便秘をさけるために1l/日以上
感染予防
不安悩みの緩和
セルフケアの不足を補う
2006.08.29(22:10)
気管支喘息(BA)COPDの一つ
気管・気管支が種々の刺激に対して反応性を高めそのため気道の狭窄をおこして、けいれん性の呼気性呼吸困難とせき、喘鳴などを起こす疾患
外因性喘息→アレルゲン(室内塵・花粉など吸入性抗原・牛乳・卵・そば・なすなどの食事性抗原)
内因性喘息→アレルゲンが明らかでなく精神的な要因が考えられたり、鼻咽喉を含めて呼吸器の感染症あるいは解剖学的異常に原因すると思われる場合
症状)
1)発病年齢は10歳以下の小児期が約1/2
2)壮年期に起こることは比較的すくない
3)小児喘息は麻疹・気管支炎・肺炎などに罹患した後引き続いて発病することが多い
4)突然発作を起こすこともあるが、多くはその前駆症状として鼻風邪様症状や胸部の圧� ��感、乾性咳嗽・頭痛などがありついで発作を起こすことが多い
5)内因性喘息は症状は一般に重く発作が起これば高度の呼吸困難を訴える(とくに呼気が困難になって呼吸補助筋が呼吸運動に参加するので著しく努力性となる)
6)呼吸数は変わらないか減少
7)重症発作ではチアノーゼを伴い発汗が著しい
8)時間は30分から1時間ときには数日間
9)自然寛解することもある
10)喀痰中に好酸球が多く見られシャルコーライデン結晶やクルシュマンらせん体を認めることあり
11)脈拍は頻数細小となり発熱はない
診断)
肺機能:発作中→肺活量・1秒率・1秒率の低下・気道抵抗の上昇
胸部x線検査:特有な陰影なし。発作中は肺の過膨張
心電図:肺性p
血液:ア� �ピー→中等度好酸球増加
動脈血ガス:ぱPaco2は重傷では上昇。軽い発作では低下。Paco2が60以上はきわめて重篤。酸素分圧・飽和度は低下。PHも低下
皮膚反応:病院的抗原で強陽性の反応
吸入誘発試験:肺機能検査で吸入前値と比較して20%以上低下したら陽性
血清IgE:アトピー型では高値
治療)
急性発作時
1)軽症:気管支拡張薬→交感神経β受容体刺激薬(アロテック・メプチン)
2006.08.29(22:09)
慢性副腎皮質機能低下症(アジソン病)両側副腎の慢性的病変により副腎皮質からのH(コルチゾル・アルドステロン・アンドロゲン)の分泌低下をきたす
副腎皮質Hの低下により二次的にACTH高値症状を呈する
特発性では自己免疫疾患(シュミット症候群・HAM症候群)を伴うことが多い
原因)
結核性
特発性
アミロイドーシス
サルコイドーシス
症状)
副腎皮質の3系統の機能低下(コルチゾル↓・アルドステロン↓・アンドロゲン↓)の症状
二次的ACTH↑の症状
コルチゾル欠乏症状
やせ・脱力・精神症状・低血糖
アルドステロン欠乏症状
Na低下・k↑・低血圧・代謝性アシドーシス
アンドロゲン欠乏症状
無月経・恥毛・えき毛が抜ける・骨粗鬆症
ACTH↑の症状→顔面・歯肉・手指に色素沈着
検査)
血中コルチゾル低値
ACTH連続負荷試験にてH増加(-)
治療)
コルチゾル・アルドステロン又はヒドロコルチゾンの投与
看護)
心身の活動性の低下・易疲労性・抑鬱気分に対する援助
低血圧による脳虚血性発作や虚脱を早期発見・予防
精神的・肉体的ストレス・感染症・opや外傷等の直後における副腎クリーゼに注意
2006.08.29(22:09)
輸血法適用
大量の出血によって体内循環動態血液量が減少した場合:外傷・胃潰瘍・食道静脈破裂・血友病
血液成分が変化して正常な生理作用が期待できない場合:低タンパク血漿・一酸化炭素中毒症・敗血症
造血機能が低下した場合:骨髄疾患
種類:全血輸血・成分輸血(赤血球・白血球・血小板・血漿の4つの成分製剤を用いた成分輸血)自己血輸血
血液の加湿、融解について
低温の血液をそのまま輸血するとショック状態やアシドーシスを起こす場合がある。輸
血用血液は37℃前後に加湿する
過度に温めると変化を起こす→赤血球膜浸透圧の抵抗の変化(溶血)、輸血後の赤血球生存率の低下、血色素の機能低下
方法))
施行前
輸血時の循環器官への過重な負担を防ぐた� �に、局所の保温の他、手足を包んで身体中の毛細血管の拡張を促すようにする
氷沈をしている場合にはとりはずしておく
患者の名前と血液型・交差適合試験、輸血バックの名前と血液型を必ず複数の人間で確認する(同姓同名もいるので生年月日やID番号の確認も必要
血液製剤の状態チェック
説明と不安を取り除く
実施
仰臥位とし、点滴静脈内注射と同様の準備
輸血用血液、輸血用血液と同型の血液カード、輸血セット、18G翼状針、点滴曜生理食塩水100ml、アニメック又はブラッドウォーマー(融解時)、駆血帯、肘枕、点滴スタンド、ゴムシーツと処置用シーツ、絆創膏、
輸血バックの穿刺口のミールをはずし、輸血セットの針を垂直に深く刺す(輸血バックに穴をあけないよう注意)
< p>クレンメを確認してバックをスタンドにかける輸血針のキャップをはずし、膿盆の上に針先をむけ、血液をゆっくり落としながらチューブ内の空気を除く(点滴筒内に1/3程度血液をためたこ管に血液が達したらクレンメでとめる
後は静脈注射と同様
輸血中は患者の状態をよく観察し、副作用の有無を知る大切な時間は輸血開始から15分位で、とくに不適合などによる、溶血反応があれば、開始後5分間くらいに胸内苦悶や腰部疼痛などの訴えがあるので注意(型不適合による溶血反応、細菌汚染血によるものは即時的に生命にかかわる)
輸血中滴下速度が遅くなることがあるので、点滴筒内をよく注意しクレンメで医師に指示された速度に調整
一単位の輸血は1~1、5時間で終了させる。ながくとも4時 間以上かけない。(室温に6~7時間放置した場合→4℃保存7日間に相当)
血液バックがからになったら生理食塩水(点滴用)100mlにつなぎ替え、輸血フィルターからセット内に残っている血液が静脈内に入るまで同じ速度で滴下する
輸血の副作用(造321、て成人3血液300~
不適合輸血によって様々な副作用が生じる!!
ABO不適合輸血によって血管内溶血をきたず重篤な即時型と不規則抗体による血管外溶血を主体にした遅延型に分類される
1)即時型は(輸血直後から数時間以内に現れる)
原因)ABO式不適合輸血による
症状)
輸血後まず倦怠感、腰痛、悪寒ではじまり、発熱、ついで胸痛、呼吸困難、ショックへと症状が進展。
乏尿、無尿、DIC併発は予後不良の徴候
2)� ��延型は→輸血後数日~数ヶ月して気づかれるが重篤になるのはまれ
原因)赤血球抗体である抗kidd、抗Rh、抗Duffy抗体を有している患者にこれらの抗原をもった血液が輸血されたことによる
症状)溶血とそれによる黄疸
3)発熱
原因)
患者血液中の白血球抗体と輸血液中の白血球が反応するため
症状)
・溶血を伴わない場合の発熱の場合で、全輸血の0.5~1.0%にみられる
輸血終了後1時間前後で発熱。悪寒を伴うことがある
4)蕁麻疹
原因)
供血者の血漿タンパクに対する抗体が患者体内にあるため
症状)
全輸血の1~2%にみられる
輸血中に顔面や前胸部などに散発性に出現する。軽症のものから喘息発作、呼吸困難を示す重症なものまである
5)アナフィラキ シー反応
原因)IgA抗体を有するIgA欠損症の患者に通常の輸血を行った時におこる激しい、アナフィラキシー反応による
症状)
まれであるが発症すれば時に致死的
輸血開始直後に嘔吐、下痢、腹痛が起こり、発熱はないが、悪寒と顔面紅潮がみられ、次第にショック状態、意識障害へと進行する
6)肺水腫(肺毛細血管から水分が濾出して、肺血管外の水分量が増加した状態(呼吸87)
原因)輸血血液中の抗白血球抗体(白血球凝集素)が患者体内の白血球と反応して凝集を起こし、これが肺に引っかかり、そこでアレルギー反応を起こすため
症状)
輸血後まもなく悪寒、発熱、激しい呼吸困難、チアノーゼの出現をもってはじまり、時にショックに陥る
胸部X-pで心肥大を伴わない肺浸潤像� �所見がみられる
7)心不全
原因)老人、乳幼児、心疾患患者に対して200ml/時を越す急速な輸血を行うと発症する
症状)
急速な循環血液量の増加を来すため呼吸困難、咳、起座呼吸などがみられる
8)敗血症
症状)輸血による敗血状合併は少ない。しかし、濃厚血小板輸血後に発熱がみられた場合は敗血症の可能性も疑い血液培養する
9)クエン酸中毒
原因)主として大量輸血時に抗凝固剤(クエン酸)が同時に輸注されるため
症状)
低Ca血症による口唇のしびれや全身の軽いけいれんを起こすことがある
10)GVHD(移植片体宿主病)
原因)輸血された血液中のリンパ球が患者の組織適合性抗原を異物と認識して、攻撃することが発症の原因
症状)
輸血後3� �30日後に突然39℃台の発熱、ゆでだこ様紅皮症、下痢、肝障害、汎血球減少という5徴候をもって発症
予後はきわめて不良
11)感染症
原因)
HTLV-Ⅰが体内にはいると成人T細胞性白血病発症のおそれ
HIVが入ると、後天性免疫不全症候群発症のおそれ